育成支援方針
基本方針
子ども達が「楽しく」成長できる生活づくりを大切にする。
子ども達を捉える視点
■子ども達は一人ひとり違い、それぞれがかけがえの無い存在である。
■失敗や過ちを繰り返しながら、成長・発達していく過程にある子ども達である。
■子どもの表す行動には必ず理由があり、上手く表現することができないこともあれば、表し方も違う子ども達である。
■子どもは自ら育つ力を持った存在である。
保護者との連携
保護者との情報交換に努め、信頼関係を築きながら、保護者と協力・連携し、子育てを支援する。保護者会等を通じて、保護者がクラブでの子ども達の活動にも積極的に関われる環境の整備に努める。
関係機関・地域との連携
[小学校]
クラブでの放課後の生活を学校生活との連続性の中で支えていくため、個人情報の保護や秘密の保持に十分に配慮した上で、学校と積極的に連携を図る。
[保育園・幼稚園]
小学校への就学を機に大きく変わる環境変化に子どもが円滑に対応できるように、保育園・幼稚園等と連携を図り、情報の共有と相互理解に努める。
[地域]
日頃から地域の医療・保健・福祉等の関係機関と連携を図るように努める。また、地域における安全確保の面も含め、子ども達を見守り・支える地域づくりの観点からも、地域住民や地域組織(自治会、民生委員・児童委員、青少年指導員、地域施設等)との積極的な関係づくりを行う。
活動分野別方針
(1) 遊び
異年齢集団の良さと子ども同士の関わりを活かしながら遊びや体験の機会を充実させ、子どもの心身の発達を促進し、自主性、社会性、創造性の伸長につなげる。
(2) 仕事
子ども達の学齢に応じた仕事(役割)を与えて、異年齢集団で生活する中で、子ども達が主体的かつ自主的に働き『年上の子に憧れる』と『年下の子を思いやる』気持ちを育む。
(3) 行事
子ども達が主体的に関わりながら計画的に準備をおこない、子ども同士の関係や保護者あるいは地域との関わりを深めることを目的とする。
(4) 基本的生活習慣
日常生活に必要な生活習慣やマナーを身につけることを目指す。
①挨拶の励行
②言葉づかいへの注意
③手洗い・うがい等の徹底
④身の回りの整理整頓
⑤物を大切にする
⑥遊具の後片付けの徹底
⑦生活能力の向上
⑧集団生活における協力・役割分担の実践
(5) おやつ(補食)
衛生面と適正な時間帯の設定に配慮しながら、栄養補給だけではなく、子ども達が作り食べることを楽しみ、マナーや衛生習慣を身につけることを目指す。
(6) 学習
子ども自らが自発的に取り組めるように、学習のための時間と環境を整え、保護者の協力の下に必要な教材を用意し、子どもに応じた適切な声かけをおこなう。
(7) おでかけ
■他の施設を利用する際には、それぞれの施設に合ったルールや約束事を守る。
■公共交通機関等を利用する際には、安全を最優先に考慮しながらマナーを守る。